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news【相続不動産】共有者が3人いる場合、持ち分だけ売却できるのか?
相続した不動産でよくあるのが「共有状態」です。
たとえば、兄弟3人で1つの不動産を相続し、それぞれが持分を持っているケースです。
このとき、よくいただくご相談がこちらです。
「自分の持分だけ売ることってできますか?」
結論から言うと——
持分だけの売却は可能です。
ただし、いくつか注意点がありますので、わかりやすく解説します。
■ 共有持分とは?
不動産を複数人で所有している場合、それぞれが「持分(割合)」を持っています。
例えば、
- Aさん:1/2
- Bさん:1/4
- Cさん:1/4
このような状態です。
この「持分」は、それぞれ独立した財産として扱われます。
■ 持分だけの売却は可能
民法上、共有者は他の共有者の同意がなくても
自分の持分を自由に売却できます。
つまり、
✔ 他の共有者に断らなくても売れる
✔ 自分の判断で現金化できる
ということです。
■ ただし、実務ではかなり難しい
ここが重要なポイントです。
持分だけの売却は可能ですが、
通常の不動産売却に比べてかなり難易度が高いです。
理由はシンプルで、
👉 買った人が「自由に使えない」から
です。
例えば持分だけを買っても、
- 建物を自由に使えない
- 勝手に住めない
- 売却するにも他の共有者の影響を受ける
など、制約が多い状態になります。
■ 買い手は限られる(買取業者が中心)
そのため、一般の個人が買うことはほぼなく、
専門の買取業者が主な買い手になります。
ただしここで注意点👇
👉 価格は通常より安くなる傾向があります
理由は、
- 利用制限がある
- 共有者との交渉リスクがある
- 最終的にまとめて売るまで時間がかかる
といったリスクがあるためです。
■ できれば「共有解消」を優先
もし可能であれば、持分売却の前に
**共有状態の解消(=まとめて売却)**を検討するのがおすすめです。
具体的には、
- 共有者全員で売却する
- 誰か1人が買い取る
- 分筆して単独所有にする
といった方法があります。
👉 これができれば、市場価格に近い金額で売却可能です。
■ こんな方は要注意
- 共有者と連絡が取れない
- 意見が合わない
- 相続してから放置している
こういった場合は、放置するとトラブルや資産価値の低下につながる可能性があります。
■ まとめ
✔ 持分だけの売却は可能
✔ ただし価格は下がりやすい
✔ 原則は共有解消がベスト
■ ご相談ください
相続不動産の共有問題は、状況によって最適な解決方法が大きく変わります。
・共有者と揉めている
・売却したいが進まない
・持分だけでも現金化したい
このようなお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

